君のために


「恵?」
「うん。」
「・・・・・・」
「まだタイムリミットなんかじゃないと、あたしは思うよ?」
「俺も。そう思う・・・」
「良かったあ」
「結婚するっつったじゃん!!!!」
「でもね、あたし。専門学校に行きたい。保育士になりたいんだ・・・
結婚したらお金が必要じゃん?
働かないといけない。
学校行きながら働いて、家事もして...
そんなの。堪えられないょ、」


「・・・・・・だよな?
無責任なこと言ってごめんね!
プロポーズは、また今度するから♪」

「じゃあバイバイ!」
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