君のために


「好き。」


「は?」


「入学したときから、」


「あっの、ごめん><」



あたしが逃げようとすると、左腕はガッシリ捕まれた。



「苦さねえよ?」


そう言い、西島はあたしを引き付け抱きしめた。
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