君のために


那波さんのことは隠すかと思ったけど、
ちゃんと言ってくれて嬉しかった。



「拓哉モテるのに、彼女少なくない?」


「ぅ〜ん、嘘。
ホントはお前が6人目、
だけど、お前が1番本当。塚自分から告ったの初だし!」



そういって、拓哉はあたしを抱きしめて、
深いキスをして、ベッドに押し倒した。


「怖くない?」


「初めて...」


「優しくやるから」
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