君のために


「恵?」


「拓哉!」


「大丈夫だった?」


「変な親父になんか痴漢された...」


「ビンタされた?」


「ぅん、でも平気。ボコられてないから♪」


「良かったあ!心配した、」



拓哉は、一瞬で優しい顔をした。
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