君のために


だけどもう...
タイムリミットだったのかなあ、




♪〜♪〜♪〜
着信:拓哉


拓哉からの電話だった。

電話なんて、1週間ぶりだったから、出るのに少しためらった。



「はぃ。」
「俺!拓哉だけど?」
「あっ、うん...」


拓哉の声は焦ってて、
あたしはテンパってた。


「あのっ...やっぱ、
会える?」
「えっと、どこで?」
「お前んちの近くのマックで良いや!!!」
「あ、ぁうん」
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