男子の好物は天然娘
「おいっ」

『は…はいっ』

顔を上げて声のする方を見ると…
うわぁ…

目の前に居たのは…
背が高くてモデル並みのスタイル…
目鼻立ちが綺麗な…
一言で言うとかっこいい…
「聞いてんの?」

『へ』

「はぁ…」

ため息つかれた…

ふいに男の人の手に目がいった…
手…怪我してる

『もしかして…この人たちを殴ったのはあなたですか?』

「あ?あぁ…」

『あの…ありがとうございます』
私はそう言って頭を下げた

「別に、それに…」

『それに?』

男の人を見ると
男の人は不適な笑みを浮かべてた…
ゾクッ…

チュッ…

唇に違和感が…
「礼ならこっちのがいい」
そう言って男の人はニコッと微笑んだ…
かっこいい…じゃなくて
ドカッ…
「いってぇ…」

私は目の前の男の…変態男の脚をおもいっきり蹴った
「てめぇ…」

『最っ低この…変態男』

私は大声で叫びその場から逃げた…


『ハァ…ハァ…』
全力疾走して今は理事長室の前

『あり得ない…何なのあの男…』

ファーストキスだったのに…(泣

そう思いながら理事長室の扉に手をかけた

バンッドカッ…
『っ(泣』

突然扉が開いて私の額に見事にヒット
痛すぎて声がでない〜っ
「うわぁ…ごめんって…柚子葵ちゃん」

目の前に立っていたのは葵さんだった
『%#&*@§…(葵さん久しぶり…)』
まだ声がでない…



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