男子の好物は天然娘
side桐生


『あ〜…学校めんどい』
そういいながら学校に向かう俺…

「……理事長室に行くんで…」

あれ?学校に女がいる
しかも絡まれてるし…

少しの間、眺めていると…
パシッ…

女の手は見事に絡んでた男の頬にヒット
『やばいだろ…』

しかも自分がやったこと覚えてないし…

『しゃーねぇな…』

女を殴ろうとした男を殴った

目を開けた女は何が起こったかわからないらしい…
しかも何かぶつぶつ言ってるし…

『なぁ…』
返事がない…無視かよ
『おい』

「は…はい」

女が振り向いた
ドキッ…

やばいだろ…

くりくりした目にふわふわのロング
ぷるっとした唇…
モデル並みのスタイル…
女は俺の手を見て
「あの〜…この人たちを殴ったのはあなたですか?」

俺は自分の手を見た
怪我してる…だからか
『あ?あぁ…』

「あの〜…ありがとうございます」

女はお礼をいいながら微笑むと頭を下げた

ドキッ…その笑顔はやばいって…


…そして俺はおもいっきり蹴られた
あの女逃げやがった…

『面白い女(クスッ』
…あの女、絶対逃がさねぇ
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