難恋



沸騰したお湯をインスタントコーヒーがはいってるマグカップ二つに注ぐ。


砂糖のはいった瓶と二つのマグカップをおぼんにのせて


蓮汰のいるリビングへ向かう。


なんかどんな顔して会っていたらいいのかわかんないかも…。

そんな不安をもちながらリビングへいくと雑誌をよんでる蓮汰がいた。

「蓮汰…コーヒーできたよ~?」

(多分)いつもの具合で喋った!!!
大丈夫。大丈夫!!

「おぅ。有り難な!」

ニッコリと優しい笑顔で笑っていった。

蓮汰もあんなこと気にしてないよね!
そぅだよ!!

「砂糖自分でいれてね?」

「ん…」

それから蓮汰が砂糖をたっぷりいれたコーヒーを一口飲み終わるまでの沈黙。



飲み終わると
「…で何があった??」

「え??」

「おい…朝がっこ来なかった理由。そんな華乃が悲しい顔してる理由。」

あたし悲しい顔してたんだ…。

「あのね…実は…」


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