+大和恋戦+


******


『グギャアッ!!!』


“ガシャ…”

妖雷からは妙な機械音が
出はじめた。


何度も胸あたりを

刺しているのだが

なかなか倒れない。



「不死身かよっ……まさか!」


あの心臓あたりの場所は


本物の心臓が入っておらず


別のどこかにある…か?!



「別の場所…?!」


「正解だよー♪」


そう言って妖雷と俺の


間に入ってきたのは


高校生くらいの少年だった。



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