寄生虫
志穂はチャンスを伺いながら、孝之とお湯につかりながら、たわいもない会話を続けた。






それから10分くらい経った頃だろうか。






「ふ~。のぼせてきたから、そろそろ出ようかな」





孝之は、ザバァッと水面を波立たせながら立ち上がる。






巡ってきたチャンスを逃してたまるかと、志穂は孝之のお尻に手を伸ばした。








ブスリ。



< 6 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop