更生は赤詰め草で
口を弓なりにしならせて微笑むとその不気味さに3人は唾を飲み込んだ。
「といっても、そんなに期待するようなものじゃないよ。ただね、秘密は秘密でもとっても役に立つ秘密が詰まってる」
「おい葵、それまさか・・」
「うーん、さすがに家族ね・・察しがつくか・・」
つまんないな、と残念そうにつぶやいて君たちは?と早苗とユウジを見た。
2人は顔を見合わせ、見当がつかないことを確認しあうともう一度葵を見た。
「ネタバラシするとね、これはその名のとおりのネタ帳なの。
高校の時にね、私情報屋みたいなことをやってたのよ。
いろんなとこから情報集めてたらいつの間にか人の弱みとかあんま知られたくないらしいことまで集まるようになってね。
それを忘れたら大変だからこの手帳に全部メモしてたってわけ」
「やっぱりか・・」
やれやれと頭を振りヒスイはため息をついた。
「といっても、そんなに期待するようなものじゃないよ。ただね、秘密は秘密でもとっても役に立つ秘密が詰まってる」
「おい葵、それまさか・・」
「うーん、さすがに家族ね・・察しがつくか・・」
つまんないな、と残念そうにつぶやいて君たちは?と早苗とユウジを見た。
2人は顔を見合わせ、見当がつかないことを確認しあうともう一度葵を見た。
「ネタバラシするとね、これはその名のとおりのネタ帳なの。
高校の時にね、私情報屋みたいなことをやってたのよ。
いろんなとこから情報集めてたらいつの間にか人の弱みとかあんま知られたくないらしいことまで集まるようになってね。
それを忘れたら大変だからこの手帳に全部メモしてたってわけ」
「やっぱりか・・」
やれやれと頭を振りヒスイはため息をついた。