奇跡を信じて・・☆


悠斗を見上げながら
笑顔で囁いた


「ありがと。何か不安なんだけど」


悠斗はからかうように笑いながら
ごめんなって言ってくれたんだ

でもその視線は
何となく首元に向かってる気がする

私は何も言う事ができなかった
だって、不安にさせる事
してきちゃってるから。

今首にかかってる
ペンダントでもそう

それに直也の笑顔を
忘れられない
何か特別に感じたんだ


でもね・・・
悠斗はそれに負けないほど
私にとって
特別で大切な人・・


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