奇跡を信じて・・☆

それぞれの気持ち


「んん・・・」

直也の寝顔。
こんな可愛かったっけ?

幸せそうに寝てるから
なんだか起こしちゃ悪いかな

そう思って病室を
出ようとした瞬間


「・・真希?」


後ろに振り返ってみると
まだ眠たそうな直也が
体を起こして
こっちを見てる


「ごめんね。起こしちゃった?」

「うんん。平気」

「そっか」

少し沈黙が続いたけど
直也がニッと笑って
「こっち来いよ」
って言ってくれた

昨日のこと怒ってなくて
良かった・・。

< 107 / 114 >

この作品をシェア

pagetop