奇跡を信じて・・☆
・・・・
「真希・・?」
「っ直也!?」
「遅れてごめんな・・」
「ホント遅れすぎだよぉ。何時だと思ってんの?」
「10時7分だけど」
・・・へ?
携帯の時間表示を見た
でも確かに直也の言った通りの時間
さっきまでのは・・夢?
「どぉした?」
「えっ、いやぁ~何でもないよ♪」
「そっか・・じゃぁ俺、帰るな」
・・・
「・・・何で?今からデートじゃないの?」
「わるいけど・・もう疲れたんだよね」
疲れた??
意味分かんないよ
待ってよ。
「直也っ!!」
思いっきり叫んでも歩く足を止める事は無く
直也の姿は人込みの中へ
・・・・消えていった。