奇跡を信じて・・☆



「俺さ・・また会える気がするから、その時まで貸しといてやるよ」


「だけど帰り道、寒いから・・・ね?」


松井君の言葉・・・

凄い嬉しかった

嬉しかったけど、

風邪ひいちゃったら困るし


「寒いの平気だし嫌いじゃねーからさ」


「でも・・・・」


「それにプレゼント貰ったし♪」


笑ってる顔、あまり良く見えないけど

安心する


「・・ありがと」


「その変わり次、会えた時にはちゃんと返せよ?」


「うん!!じゃぁ、また会えたら」


「その笑顔、忘れんなよ」


今、無意識のうちに笑ってた?


「泣いてる時より、ぜってーそっちの方がいいから」


「松井君もね!今日は本当にありがと・・じゃ、そろそろ帰るね」


「おぉ・・じゃあな・・」


「ばいばい・・」


手を軽く振ってその場を後にした



携帯を開くと新着メールが2通


葵と・・・・




直也から・・・
















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