奇跡を信じて・・☆


「お、女の人・・?」


手に拳を握って
恐る恐る聞いてみた


「まぁ・・そんな感じ」


握ってた拳を解いて
笑顔を見せた
悲しい筈なのに
何だか嬉しい


「そぉなんだ・・
 っあ!!もしかして彼女~?」


思い付いた様に振舞って1番聞きたかった事を口にした


「ちげーよ・・」


少し松井君の顔つきが変わった
本当に違うのかもしれない
確かに女友達がいても
おかしくないもんね



「なんかごめんね・・」


「別に良いけど、何でんな事聞くわけ?」



聞いた理由・・・
それは簡単な事


私は松井君の事が好きで
昨日二人で居る所を見ちゃったから


「昨日・・見ちゃったから、彼女かなぁーって・・」


「まじかよ・・でも彼女じゃねーのはホントだから」


「うん・・分かった」
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