奇跡を信じて・・☆
「忘れてなんかないよ・・」
やっと出てきた言葉
松井君は少し驚いてる
「いつも左手に付けてたの気づいてたから・・・」
私は自分のポケットからもう1つのブレスレットを取り出して右腕に通して見せた
「ごめんね・・・ずっと会いたかったんだ」
「全然気づかねぇから、すげーショックだったんだからな」
「今日気づけて凄く嬉しかった」
「・・・おう」
きっとこのブレスレットが私達を引き寄せてくれたんだ
私の右手は自然と松井君の温もりに包まれた
空を見上げると綺麗な星空が広がってる
去年はこの星空を
一人で見てた
凄く寂しかったけど
今は松井君が隣に居る
「綺麗だね・・・」
「そーだな」
その後は手を繋いで家まで送ってくれた