奇跡を信じて・・☆
気づけば
私は和樹君の腕を掴んでた
「真希なら大丈夫だから」
そう言って頭を撫でながら
メモをくれた
本当に一人で行かなきゃ・・
そう思うと急に不安になってきた
「悠斗には俺から言っとくからさ」
そうだ・・・悠斗。
公園に居た悠斗の姿を思い出した
「ねぇ、悠斗から返事きたらメールして?」
「別にいいけど、どーかした?」
「何でもないけど・・・」
「そっか・・・分かった。」
ニコッと笑顔をつくり
お礼だけ言って直也の病院に
足を進めた