奇跡を信じて・・☆


「でね、私に変なメール
 送ってくるんだ・・・。」


「意味分かんねー、
 俺の病気は真希のせいじゃねぇのに

 それに真希だって
 彼氏の事、好きなんだろ?」


うん、と小さく頷いた


「で、香奈さん・・・
 私達が別れないと
 直也と一緒に・・・・」


これ以上先は言えなかった
直也の前で
言ったら直也が[死ぬ]って
決め付けてるみたいで
自分でも言えなかったのに・・・


「死ぬって・・・?」


直也は自分から答えを当てた

私は何も言えないまま
俯いて、直也の顔を
見る事ができない


「余計なお世話だっつうの・・」


直也はため息混じりで呟いた




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