奇跡を信じて・・☆


扉が急に開いて
直也と私は入ってきた人へ
視線を向けてた


「・・・・姉貴」


そこには微かに見覚えのある
女の人・・・。


去年のクリスマスに直也と
居た人
この間、公園で悠斗と
居た人

やっと会えた・・・

直也のお姉さんで
悠斗の元カノ

香奈って人


私はその人から視線を外さなかった


「・・・真希、ちゃん・・?」


香奈さんは驚いてるのか
戸惑っているのか
確認するように私の名前を呼んだ。


「はい・・・」


目に涙を浮かべて近寄ってくる

私は立ち上がって一歩
後ず去った

「・・・ッごめんなさい!!」


「え?・・ぁ、はい」


頭を下げッぱなしの香奈さんに
頭を上げるように言って
何故か自分も謝った

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