【詩集】ひまわり〜愛の唄〜
告白
朝、学校に行ったら
いつも通り自分の席に
座るアナタがいた。
たまに―…、
目が合う。
けど…、だからこそ。
あたしはアナタの方を見ない。
合って、逸らして…。
―…辛いだけだから。
まだ人も少ない朝の教室。
アナタが喋る声も、
あたしには聞こえて来る。
『告られたんだよね、』
こんな―…、
聞きたくない会話さえ
聞こえて来る。
……アナタは知らない
かもしれないけど
あたしはアナタが
大好きなの。
自分でも
信じられないくらい。
―…好きになっちゃったの。
……お願いだから。
…あたしを見て?
-end-