君 の 隣 り 2
けど予想以上のことしたんだ、章平は
「裕那、僕も貰うな?」
そう言って顔を近付けて来る
「は?」
一方私は意味が分からないまま
すると突然私の唇に君の唇が重なった
そして微かに開いた私の唇の隙間から
章平は舌を忍ばせ
舌で飴を探し始めた
飴1つにそこまで必死になる
章平に呆れるが可愛く見える
やっと飴を見つけた章平は
飴を自分の口に移し入れ
後惜しいかのように
ゆっくりと唇を離した