標的〈まと〉
優越感

一哉の平和

僕はかなり興奮していた。

もう明日から怖がる事は何もないんだ。

だがそう思う反面、佐川に騙されたかもしれない…とかなりの葛藤を繰り返していた。

だけど、もう後戻りはしたくない。

だから今までの苦しみに比べたら、こんな傷なんて何でもないよ。

これで飯島の苦しむ姿を見れたら、最高に幸せだろうな。



< 46 / 80 >

この作品をシェア

pagetop