逢いたくて




「龍馬さん!!」


「なっ何じゃぁ!?」



やめて・・・それ以上言わないで・・・・。




「私・・・私・・・。」


嫌!!言わないで!!





「龍馬さんが好きなの・・・・。」





アタシは全身の力が抜けた。

同時に溢れる涙。



わかった。

やっとわかったのに。

どうして・・・苦しいよ。





やっと・・・・やっとわかったのに。





龍馬が好きだって。









アタシはその後の2人の会話を聞く余裕がなかった。

ただ目は2人を見ているだけ。








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