トリックス☆スターズ
「そこの暇そうなおチビッ!」
シンナバーがビシッと指さして言った。
『うん?』
「しっかりと見ててあげてね」
『うん、スフェーンがこんなにカッコ良かったなんて知らなかったよ』
「ねーカッコイイよねー!あ…だからっておチビは惚れたりしたらダメなんだからねッ!」
『あ、あはは…』
巨大な光の柱の落ちたその場所にあの怪物の姿は既になく、代わりにぽっかりと深い穴が開いていた。
クリーダの話だとこの穴は衝撃波で掘られた穴じゃなくて、超高温のプラズマによって地面が蒸発して出来た穴らしい。
というか、地面が蒸発するって一体どんな火力なんだーーッ!?
今回圧倒的な火力のお陰でとっても簡単に終わった気がするけど、この仕事の難易度ってやっぱりAなんだよね。
きっとクリーダやスフェーンみたいにとんでもない火力を持たない、普通の精霊魔法使いには無理な仕事なんだろう。
─待てよ?
クリーダとならあたしも難易度Aの仕事が出来たって事だよね?次はもっと難易度の高い仕事をやってみようかな。
何たって難易度Aの報酬は100万丸だ!あたしももっと役に立てる様に小細工魔法を磨こう。思ったより意外と早く目的が出来たじゃないか。
それからあたし達は湖から撤収し、テン市長に完了報告をもらいに行った。
「よくやってくれたね、既に報告はもらっているよ
何しろ今回のキミ達の勇士は、町中の者が見学してたらしいからね」
「そ、そうなんですかッ!?」
テン市長はサラリと完了のサインを書き終えると、その書類をシンナバーに手渡した。
うっへぇー、ずっと見られてたのかーッ!どこまで知られているんだろうな。
シンナバーがビシッと指さして言った。
『うん?』
「しっかりと見ててあげてね」
『うん、スフェーンがこんなにカッコ良かったなんて知らなかったよ』
「ねーカッコイイよねー!あ…だからっておチビは惚れたりしたらダメなんだからねッ!」
『あ、あはは…』
巨大な光の柱の落ちたその場所にあの怪物の姿は既になく、代わりにぽっかりと深い穴が開いていた。
クリーダの話だとこの穴は衝撃波で掘られた穴じゃなくて、超高温のプラズマによって地面が蒸発して出来た穴らしい。
というか、地面が蒸発するって一体どんな火力なんだーーッ!?
今回圧倒的な火力のお陰でとっても簡単に終わった気がするけど、この仕事の難易度ってやっぱりAなんだよね。
きっとクリーダやスフェーンみたいにとんでもない火力を持たない、普通の精霊魔法使いには無理な仕事なんだろう。
─待てよ?
クリーダとならあたしも難易度Aの仕事が出来たって事だよね?次はもっと難易度の高い仕事をやってみようかな。
何たって難易度Aの報酬は100万丸だ!あたしももっと役に立てる様に小細工魔法を磨こう。思ったより意外と早く目的が出来たじゃないか。
それからあたし達は湖から撤収し、テン市長に完了報告をもらいに行った。
「よくやってくれたね、既に報告はもらっているよ
何しろ今回のキミ達の勇士は、町中の者が見学してたらしいからね」
「そ、そうなんですかッ!?」
テン市長はサラリと完了のサインを書き終えると、その書類をシンナバーに手渡した。
うっへぇー、ずっと見られてたのかーッ!どこまで知られているんだろうな。