トリックス☆スターズ
シンナバーまで引き入れる気なのかな?あの強引さからすると選択肢は1つしかなかったりして。
「ど、どうでしょうか…」
少ししてシンナバーが修道服に着替えて戻って来た。
薄青のワンピースに銀の十字架、それにウィンプルとベールを被ったシンナバーなんてもちろん初めて見たよ。
へぇ、シンナバーって実はこういうの似合ったんだね。ずっと黙ってれば知らない人には清楚に見えるかもよ。
「うん、よく似合うじゃないか
誰が見てもこの教会のシスターに見えるよ」
「そうですか?慣れないのでちょっと恥ずかしいですけど」
スフェーンの様子を見たら、目を丸くしてポカンと口を開けていたよ。
心からおめでとうシンナバー!これでスフェーンの心をバッチリ掴んだ事だろうよ。そしてさようならスフェーン!そう思いながらあたしはにんまりとした。
「テン市長、せっかく頂いておいて言うのも何ですが…
あたしはこの教会に入るつもりは」
どうするかって思ってたら、シンナバーが先手を打ったよ。
確かにシンナバーって教会でじっとしてられるタイプじゃないからね。それに毒吐けないストレスでパンクしちゃいそうだ。
「分かってるよ、それはとても残念だがね
まぁ気が向いたらいつでも来なさい」
と言う割にテン市長は、シンナバーに修道服を10セット位渡していた。引き入れたさが丸出しじゃないかー!
食事を終えて、あたし達はそれぞれ部屋へと戻って行った。
あたしは部屋に入る時にドアを完全に閉めず少し開けたまま、奥の部屋に入ろうとしてるスフェーンとシンナバーの様子をじっと見てみた。
そしたらさ、彼女達が部屋に入る瞬間にスフェーンがシンナバーの肩に手を回すのが見えてすっごいゾクゾクしちゃったッ!
『あぁーッ!ファンタジーが始まる予感ッ』
両手を胸の前で組み目を閉じると、祈るようなポーズで独り言をつぶやいた。
「そんなに待ち遠しかったのですね」
『あ…』
その言葉にクリーダが反応しちゃった。もちろん反応してくれていいんだけどさ。
少し頬を赤く染めたクリーダの顔があたしに近づくと、自然に目の前が真っ暗になった。
あたたかくやわらかい感触がして、ほんのりと甘い味がしたんだ。
「ど、どうでしょうか…」
少ししてシンナバーが修道服に着替えて戻って来た。
薄青のワンピースに銀の十字架、それにウィンプルとベールを被ったシンナバーなんてもちろん初めて見たよ。
へぇ、シンナバーって実はこういうの似合ったんだね。ずっと黙ってれば知らない人には清楚に見えるかもよ。
「うん、よく似合うじゃないか
誰が見てもこの教会のシスターに見えるよ」
「そうですか?慣れないのでちょっと恥ずかしいですけど」
スフェーンの様子を見たら、目を丸くしてポカンと口を開けていたよ。
心からおめでとうシンナバー!これでスフェーンの心をバッチリ掴んだ事だろうよ。そしてさようならスフェーン!そう思いながらあたしはにんまりとした。
「テン市長、せっかく頂いておいて言うのも何ですが…
あたしはこの教会に入るつもりは」
どうするかって思ってたら、シンナバーが先手を打ったよ。
確かにシンナバーって教会でじっとしてられるタイプじゃないからね。それに毒吐けないストレスでパンクしちゃいそうだ。
「分かってるよ、それはとても残念だがね
まぁ気が向いたらいつでも来なさい」
と言う割にテン市長は、シンナバーに修道服を10セット位渡していた。引き入れたさが丸出しじゃないかー!
食事を終えて、あたし達はそれぞれ部屋へと戻って行った。
あたしは部屋に入る時にドアを完全に閉めず少し開けたまま、奥の部屋に入ろうとしてるスフェーンとシンナバーの様子をじっと見てみた。
そしたらさ、彼女達が部屋に入る瞬間にスフェーンがシンナバーの肩に手を回すのが見えてすっごいゾクゾクしちゃったッ!
『あぁーッ!ファンタジーが始まる予感ッ』
両手を胸の前で組み目を閉じると、祈るようなポーズで独り言をつぶやいた。
「そんなに待ち遠しかったのですね」
『あ…』
その言葉にクリーダが反応しちゃった。もちろん反応してくれていいんだけどさ。
少し頬を赤く染めたクリーダの顔があたしに近づくと、自然に目の前が真っ暗になった。
あたたかくやわらかい感触がして、ほんのりと甘い味がしたんだ。