トリックス☆スターズ
あたしとシンナバーは、乗り物から飛び出し地面に倒れた影に走り寄ったんだ。
そこには、仰向けに倒れたクリーダと、変わり果てた姿のスフェーンが居た。
「バカァァァァァァーーーーッ!!」
シンナバーは大声を出して駆け寄ると、スフェーンを抱きしめて泣いていた。
「ハハッ、泣くなよ…シンナバー」
「泣くに決まってるじゃないッ!いつも心配させて…うぅ」
「そうだったわね、ごめんね」
そう言ってスフェーンはシンナバーの髪を撫でてあげてた。
「シンナバーに教えてもらった、片手棍二刀流が…最後に役に立ったよ」
「うん、見てた…よくやったね」
「ねぇ、シンナバー
あたしは勝ったのかな…それともこんなになっちゃったし、やっぱ負け…か…な」
その声は徐々にか細い声になって行った。スフェーンはこの戦いで体の半分を失ってしまっていたんだ。
あたしはクリーダの鼓動を耳で確認しながら、ずっと二人を見つめていたよ。
・・・・・
『クリーダ?』
「ここは…」
『気が付いた?ここは乗り物の中だよ
大丈夫?寒くない?』
雨に濡れて冷えたクリーダの体を、あたしはずっと温めてあげていたんだ。
「大丈夫です、とても温かいです」
ニッコリと微笑むクリーダを、あたしはしっかりと抱きしめた。
そこには、仰向けに倒れたクリーダと、変わり果てた姿のスフェーンが居た。
「バカァァァァァァーーーーッ!!」
シンナバーは大声を出して駆け寄ると、スフェーンを抱きしめて泣いていた。
「ハハッ、泣くなよ…シンナバー」
「泣くに決まってるじゃないッ!いつも心配させて…うぅ」
「そうだったわね、ごめんね」
そう言ってスフェーンはシンナバーの髪を撫でてあげてた。
「シンナバーに教えてもらった、片手棍二刀流が…最後に役に立ったよ」
「うん、見てた…よくやったね」
「ねぇ、シンナバー
あたしは勝ったのかな…それともこんなになっちゃったし、やっぱ負け…か…な」
その声は徐々にか細い声になって行った。スフェーンはこの戦いで体の半分を失ってしまっていたんだ。
あたしはクリーダの鼓動を耳で確認しながら、ずっと二人を見つめていたよ。
・・・・・
『クリーダ?』
「ここは…」
『気が付いた?ここは乗り物の中だよ
大丈夫?寒くない?』
雨に濡れて冷えたクリーダの体を、あたしはずっと温めてあげていたんだ。
「大丈夫です、とても温かいです」
ニッコリと微笑むクリーダを、あたしはしっかりと抱きしめた。