トリックス☆スターズ
「今回は白ネコさんですか?」
『うん、クリーダの服装が黒だからあたしは真逆にした方がいいんにゃん』
「念のために聞きますが、わたしはこのままですよね、十分特徴は作れてると思いますし」
『うん、そのままで後はオプション付けるだけんにゃん』
あたしは両手を両手を頭の上に掲げ、マンガで魔法使いがする様なポーズと共にクリーダに小細工魔法をかけた。
「オプションって、あの・・ただでさえ目立つ服装なのに、これはかなり抵抗があるのですが」
クリーダにかけた魔法で作ったものがナニカって?ミミとシッポの大冒険で、今のクリーダに足りないものと言ったら。
『ミミとシッポだんにゃん!
あたしが白にゃおん、クリーダが黒にゃおん、設定はやたら仲がいいネコ達なのだ!
注意点は本物の耳が出ない様に気をつけるべし!』
「シッポが勝手に動いてますけど、これってどういう仕組みですか?」
クリーダに付けたシッポは、パタパタと椅子の上でリズムを取っている。
『仕組み?動くように作ったから動くんだんにゃん
だからそのおミミも動くのだ』
クリーダに付けたネコミミは、あたしの声の方向に向けている。
手で確かめようとクリーダが耳を触ったら、丁度指が耳入ったせいでバサッとミミが動いてクリーダがビックリしてた。よし、本物そっくりだ。
軍が集まっている場所を探していたあたし達は、街のはずれに軍のものらしいテントが見付けた。そこには大きなテントが3つ、結構な人数が居そうだ。
テントの手前に乗り物を停めて、あたし達は見張りの兵に宿泊の状況など聞いてみた。
見張りの兵は白と黒のミミとシッポが近づくと、一瞬「正気か?」って顔をした、全く反応ナシだったらその方が残念だからいい反応だ。
「泊まる場所ならば、組合員用のテントがあるからそれを使ってくれ
街の宿屋は極力使わない様に、一般人の泊まれる場所がなくなるからな」
見張りの兵が指差したテントには、魔戦士組合の旗が付いていた。魔戦士組合用のテントなんてものが軍に存在するんだ。
せっかくだし用意してくれてるなら使わせてもらおう。快適さは期待出来ないけど、なければ乗り物で寝ようかと思ってた位だし、平らな所で足を伸ばせるだけマシだろう。
『うん、クリーダの服装が黒だからあたしは真逆にした方がいいんにゃん』
「念のために聞きますが、わたしはこのままですよね、十分特徴は作れてると思いますし」
『うん、そのままで後はオプション付けるだけんにゃん』
あたしは両手を両手を頭の上に掲げ、マンガで魔法使いがする様なポーズと共にクリーダに小細工魔法をかけた。
「オプションって、あの・・ただでさえ目立つ服装なのに、これはかなり抵抗があるのですが」
クリーダにかけた魔法で作ったものがナニカって?ミミとシッポの大冒険で、今のクリーダに足りないものと言ったら。
『ミミとシッポだんにゃん!
あたしが白にゃおん、クリーダが黒にゃおん、設定はやたら仲がいいネコ達なのだ!
注意点は本物の耳が出ない様に気をつけるべし!』
「シッポが勝手に動いてますけど、これってどういう仕組みですか?」
クリーダに付けたシッポは、パタパタと椅子の上でリズムを取っている。
『仕組み?動くように作ったから動くんだんにゃん
だからそのおミミも動くのだ』
クリーダに付けたネコミミは、あたしの声の方向に向けている。
手で確かめようとクリーダが耳を触ったら、丁度指が耳入ったせいでバサッとミミが動いてクリーダがビックリしてた。よし、本物そっくりだ。
軍が集まっている場所を探していたあたし達は、街のはずれに軍のものらしいテントが見付けた。そこには大きなテントが3つ、結構な人数が居そうだ。
テントの手前に乗り物を停めて、あたし達は見張りの兵に宿泊の状況など聞いてみた。
見張りの兵は白と黒のミミとシッポが近づくと、一瞬「正気か?」って顔をした、全く反応ナシだったらその方が残念だからいい反応だ。
「泊まる場所ならば、組合員用のテントがあるからそれを使ってくれ
街の宿屋は極力使わない様に、一般人の泊まれる場所がなくなるからな」
見張りの兵が指差したテントには、魔戦士組合の旗が付いていた。魔戦士組合用のテントなんてものが軍に存在するんだ。
せっかくだし用意してくれてるなら使わせてもらおう。快適さは期待出来ないけど、なければ乗り物で寝ようかと思ってた位だし、平らな所で足を伸ばせるだけマシだろう。