トリックス☆スターズ
45.のぼせた2人とあと1人
お楽しみが過ぎてすっかりのぼせてしまったあたし達は縁台でへばっていた。
あたしは縁台に仰向けに寝て、クリーダの膝枕に頭を乗せ白い雲がいくつか浮かぶ青い空と、クリーダの美しいボディーのシルエットを同時に眺めて堪能していた。
『ふー、涼しいんにゃん』
「一緒に大きなお風呂に来たのは初めてですね」
『うん、いつも小さなお風呂だんにゃん』
ベイカにあるあたし達の家には小さいけどお風呂があるんだ。
二人でゆっくり入れる様にもっと少し広げたくても、敷地面積の制限を受けてどうしょうもない状況なんだけどね。
なら一人っつ入ればいいのにと思うかもしれないけど、そこで身を清めてから神聖な儀式の場へと行く重要な役割を果たしている、時間差を作らない為二人同時に清めるんだ。
「わたしはあの小さなお風呂も好きですよ、お互いの距離がとても近くなりますから」
『それはあたしも思うんにゃん』
そう言うと、あたしの頭に軽く手を添え嬉しそうな顔で見つめた。
『ねぇ、クリーダ』
「何ですか?」
『あたし達が子供を産むのにさ、ヘリオが提供してもいいって言ってるんにゃん』
「…もうそんな事話したんですか…」
『うん、ヘリオはあたしに好意を持ってたみたいだったからハッキリさせなきゃって思ったんにゃん』
「でも…ヘリオさんは少し難しいかと思います」
『うむ?なして?』
「こういう場合、強い感情を持っていたりすると後で気が変わって色々と問題が起こるかもしれません
あくまで提供のみで、出来れば二度と会わないのが理想なのです」
あたしは縁台に仰向けに寝て、クリーダの膝枕に頭を乗せ白い雲がいくつか浮かぶ青い空と、クリーダの美しいボディーのシルエットを同時に眺めて堪能していた。
『ふー、涼しいんにゃん』
「一緒に大きなお風呂に来たのは初めてですね」
『うん、いつも小さなお風呂だんにゃん』
ベイカにあるあたし達の家には小さいけどお風呂があるんだ。
二人でゆっくり入れる様にもっと少し広げたくても、敷地面積の制限を受けてどうしょうもない状況なんだけどね。
なら一人っつ入ればいいのにと思うかもしれないけど、そこで身を清めてから神聖な儀式の場へと行く重要な役割を果たしている、時間差を作らない為二人同時に清めるんだ。
「わたしはあの小さなお風呂も好きですよ、お互いの距離がとても近くなりますから」
『それはあたしも思うんにゃん』
そう言うと、あたしの頭に軽く手を添え嬉しそうな顔で見つめた。
『ねぇ、クリーダ』
「何ですか?」
『あたし達が子供を産むのにさ、ヘリオが提供してもいいって言ってるんにゃん』
「…もうそんな事話したんですか…」
『うん、ヘリオはあたしに好意を持ってたみたいだったからハッキリさせなきゃって思ったんにゃん』
「でも…ヘリオさんは少し難しいかと思います」
『うむ?なして?』
「こういう場合、強い感情を持っていたりすると後で気が変わって色々と問題が起こるかもしれません
あくまで提供のみで、出来れば二度と会わないのが理想なのです」