トリックス☆スターズ
「いけませんッ!」
クリーダがあたしの前に立ちはだかってヘリオの視線を遮断した。その様子を見てあたし達の今の状況を把握したんだ。
でも、あたしは裸を見られても別に何とも思わなかった。
やっぱりあたしは男性への恋愛観念がないのだろうか、服がめくれるのはみっともないとは思っても、裸を見られるのは何とも思わないや。
その代わり男性の体の造形には非常に興味がわいていた、ヘリオがあたしを見つめたのと同じ位、あたしもヘリオを見つめ返していたよ。
『いいよ、クリーダ
ヘリオも固まってないでお風呂に入るんにゃん』
「あ…あぁ…」
「普通は遠慮して戻るものです」
少し遠慮しがちに入って来たヘリオに、尚もあたしの目は釘付けになっていた。
『ふぅん、ここって混浴だったんだんにゃん』
辺りを見渡してみるあたし、見たからと言って何がわかるもんでもないんだけどさ。
「お前知らなかったのか?男湯と女湯のドアの外は繋がってるんだぞ?」
『知らなかったんにゃん』
「見るなよ…
だがその様子じゃ知ってても居たんだろうけどな
そんなに男の裸が珍しいのかねぇ?」
『だって初めて見たんだんにゃん
だから珍しいのだ』
「は?お前…そうだったのか」
「この子の体はとても神聖なのです、なのであなたのけがれた目で汚さないで下さい」
クリーダが不満げに口を尖らして言った。
「けがれた目とか・・オレってすげぇ言われようだよな」
そのやり取りに思わずあたしは噴出してしまった、クリーダもいつもと違って冗談を言う様な口調だったからだ。
クリーダって冗談を言う時は、目をつむるとか口を尖らすか何かしら癖が出るんだよね。
一見するとクールそうに見えるけど、実は物凄く直情的で物事を包み隠さない性格なんだよね。あたしはそれが分かって急にクリーダが大好きになったんだ。
クリーダがあたしの前に立ちはだかってヘリオの視線を遮断した。その様子を見てあたし達の今の状況を把握したんだ。
でも、あたしは裸を見られても別に何とも思わなかった。
やっぱりあたしは男性への恋愛観念がないのだろうか、服がめくれるのはみっともないとは思っても、裸を見られるのは何とも思わないや。
その代わり男性の体の造形には非常に興味がわいていた、ヘリオがあたしを見つめたのと同じ位、あたしもヘリオを見つめ返していたよ。
『いいよ、クリーダ
ヘリオも固まってないでお風呂に入るんにゃん』
「あ…あぁ…」
「普通は遠慮して戻るものです」
少し遠慮しがちに入って来たヘリオに、尚もあたしの目は釘付けになっていた。
『ふぅん、ここって混浴だったんだんにゃん』
辺りを見渡してみるあたし、見たからと言って何がわかるもんでもないんだけどさ。
「お前知らなかったのか?男湯と女湯のドアの外は繋がってるんだぞ?」
『知らなかったんにゃん』
「見るなよ…
だがその様子じゃ知ってても居たんだろうけどな
そんなに男の裸が珍しいのかねぇ?」
『だって初めて見たんだんにゃん
だから珍しいのだ』
「は?お前…そうだったのか」
「この子の体はとても神聖なのです、なのであなたのけがれた目で汚さないで下さい」
クリーダが不満げに口を尖らして言った。
「けがれた目とか・・オレってすげぇ言われようだよな」
そのやり取りに思わずあたしは噴出してしまった、クリーダもいつもと違って冗談を言う様な口調だったからだ。
クリーダって冗談を言う時は、目をつむるとか口を尖らすか何かしら癖が出るんだよね。
一見するとクールそうに見えるけど、実は物凄く直情的で物事を包み隠さない性格なんだよね。あたしはそれが分かって急にクリーダが大好きになったんだ。