トリックス☆スターズ
『作戦ですが、ナイトの特性を生かしたものを考えています』
「ナイトの特性?」
『まず、ルビーさんが小細工魔法で乗り物を作ります』
「ルビーってそんな事も出来るのか?」
「へっへーッ!小細工魔法に出来ない事は皆無に等しいのだ」
『それにラピスさんが乗ります』
「んむ?オレだけが乗るのか?
お前やルビーは?」
『わたし達はその間にある場所へ移動しておきます』
「ふむ」
『そして、街をくまなく走ってもらって、
道中の物体を聖なるオーラで全部引き寄せてください』
「ふむ、よく知ってるな聖なるオーラの事なんか」
「あたしだって知ってたぞッ!
ナイトは聖なるオーラありきだからなッ!」
『全部引いた後、この街の悲劇を生み出した魔導士の所へ向かいます』
「なるほどな、全部一掃しようってのか
だが魔導士がどこにいるかなんてわからんだろ?」
『それなら大丈夫です
乗り物が最後に行き着く所がそこですから』
「ふむ、つまり乗り物は自動で動くって事か?
ルビーってなんかスゲェな」
「あたしはスゲェのだ、見直したか?
惚れたのかッ?惚れちゃったのかッ!?」
「それはないな」
「オ~ノォ~!
フラれたのかッ!?ネタ振りでフラれたのかッ!?」
「いや、そういう事じゃなくて…
このオレにそんな資格がないって事だ」
「うむ、責任を感じてるのだな
もしあたしが同じ事になっても同じ様に思うのか?」
「あぁ」
『わたしの手の事なら気にする事はないです
こうなったのはわたしの不注意ですから』
ラピスは黙ってわたしのなくなった左腕を見ていた。
「ナイトの特性?」
『まず、ルビーさんが小細工魔法で乗り物を作ります』
「ルビーってそんな事も出来るのか?」
「へっへーッ!小細工魔法に出来ない事は皆無に等しいのだ」
『それにラピスさんが乗ります』
「んむ?オレだけが乗るのか?
お前やルビーは?」
『わたし達はその間にある場所へ移動しておきます』
「ふむ」
『そして、街をくまなく走ってもらって、
道中の物体を聖なるオーラで全部引き寄せてください』
「ふむ、よく知ってるな聖なるオーラの事なんか」
「あたしだって知ってたぞッ!
ナイトは聖なるオーラありきだからなッ!」
『全部引いた後、この街の悲劇を生み出した魔導士の所へ向かいます』
「なるほどな、全部一掃しようってのか
だが魔導士がどこにいるかなんてわからんだろ?」
『それなら大丈夫です
乗り物が最後に行き着く所がそこですから』
「ふむ、つまり乗り物は自動で動くって事か?
ルビーってなんかスゲェな」
「あたしはスゲェのだ、見直したか?
惚れたのかッ?惚れちゃったのかッ!?」
「それはないな」
「オ~ノォ~!
フラれたのかッ!?ネタ振りでフラれたのかッ!?」
「いや、そういう事じゃなくて…
このオレにそんな資格がないって事だ」
「うむ、責任を感じてるのだな
もしあたしが同じ事になっても同じ様に思うのか?」
「あぁ」
『わたしの手の事なら気にする事はないです
こうなったのはわたしの不注意ですから』
ラピスは黙ってわたしのなくなった左腕を見ていた。