トリックス☆スターズ
8.作戦開始
わたし達はいよいよマトラ旧市街攻略の作戦を開始する。
『それじゃ、ルビーさんお願いします』
「まかしときー!」
ルビーが軽くステップを踏むと、周囲の建物がバリバリと豪快な音を立てて解体され、この建物の前に資材が次々と飛んできた。
「おぉ!?こりゃ小細工どころかちょっとした建築だな」
「あたしの小細工魔法があれば建築で食べていけるなッ!」
「だがこれは・・まさか」
ルビーが作り上げたのは巨大なカボチャの馬車だった。
ご大層にそのカボチャを引く為の巨大な木馬が二頭も付いている。
「うぇッ!このメルヘンチックなのにオレは乗るのか?」
「勇者さまには一番お似合いだろッ!?
まさかあたしの力作に文句でもあるのか?」
「…じゃぁオレ行くわ」
ラピスは部屋の窓からトンとジャンプして、カボチャの上に飛び乗った。
『では合流地点で会いましょう』
ラピスはとても嫌そうな顔で頷き、わたし達に軽く手を振った。
「ハイヨォーッ!」
ルビーが掛け声をかけると小細工魔法で作られた馬が嘶きを上げ、カボチャの馬車は石畳の街道を快音を発して走り出した。
『それじゃ、わたしたちも行きましょうか』
「そうだなッ!」
ルビーとわたしはラピスと合流する地点へと向かう為、次の準備をはじめた。
『それじゃ、ルビーさんお願いします』
「まかしときー!」
ルビーが軽くステップを踏むと、周囲の建物がバリバリと豪快な音を立てて解体され、この建物の前に資材が次々と飛んできた。
「おぉ!?こりゃ小細工どころかちょっとした建築だな」
「あたしの小細工魔法があれば建築で食べていけるなッ!」
「だがこれは・・まさか」
ルビーが作り上げたのは巨大なカボチャの馬車だった。
ご大層にそのカボチャを引く為の巨大な木馬が二頭も付いている。
「うぇッ!このメルヘンチックなのにオレは乗るのか?」
「勇者さまには一番お似合いだろッ!?
まさかあたしの力作に文句でもあるのか?」
「…じゃぁオレ行くわ」
ラピスは部屋の窓からトンとジャンプして、カボチャの上に飛び乗った。
『では合流地点で会いましょう』
ラピスはとても嫌そうな顔で頷き、わたし達に軽く手を振った。
「ハイヨォーッ!」
ルビーが掛け声をかけると小細工魔法で作られた馬が嘶きを上げ、カボチャの馬車は石畳の街道を快音を発して走り出した。
『それじゃ、わたしたちも行きましょうか』
「そうだなッ!」
ルビーとわたしはラピスと合流する地点へと向かう為、次の準備をはじめた。