トリックス☆スターズ
細長い物体の先端を辿って行くと、そこにはやはり元が何だかわからない様なものがあった。
「そうか?
コレは元から何だかわからなかった程の作りだった気がするぞ」
《…欲…して…》
何だかわからないものは、なおも言葉を発していた様だ。
『いません!』
わたしはプラズマで細長い物体の全てを消去した。
「結局このウナはなんだったんだ?
ラスボスにしては本当にどうでもいい感じだったけど」
ルビーの言う「ウナ」とは川魚のウナギの事だ。
わたしは前に行った街に、ウナギの美味しいお店があったのを思い出した。
『探し物が見つかったら食べにいきましょうか』
「そうだなッ!やっぱ仕事の後はウナだよなッ!!」
「ウナだよなッ!!…じゃねェェェーッ!!!」
という大声がして、わたし達の立っていた地面が持ち上がりわたし達は尻餅をついた。
「うぉっ!何もねぇや…
ずいぶんまぁ、、派手にやってくれたものだなぁ」
その声はわたしのすぐ横から聞こえた。
わたしとルビーはラピスの両肩に乗せられていたのだった。
「ふわぁーッ!無傷だよッ!
ラピスってやっぱり伝説の勇者さまだったんだなぁ」
『もしかしたら無意識のうちに手加減したのかもしれません』
「この…あくまで負けを認めない負けん気の強さと来たら…」
「あ…」
ラピスは思い出した様な声を出し、わたし達を肩から下ろした。
「オレは…取り返しの付かない事をしてしまったんだな」
「ふむ」
ルビーはその様子を、少し離れた所にしゃがみ眺めはじめた。
「そうか?
コレは元から何だかわからなかった程の作りだった気がするぞ」
《…欲…して…》
何だかわからないものは、なおも言葉を発していた様だ。
『いません!』
わたしはプラズマで細長い物体の全てを消去した。
「結局このウナはなんだったんだ?
ラスボスにしては本当にどうでもいい感じだったけど」
ルビーの言う「ウナ」とは川魚のウナギの事だ。
わたしは前に行った街に、ウナギの美味しいお店があったのを思い出した。
『探し物が見つかったら食べにいきましょうか』
「そうだなッ!やっぱ仕事の後はウナだよなッ!!」
「ウナだよなッ!!…じゃねェェェーッ!!!」
という大声がして、わたし達の立っていた地面が持ち上がりわたし達は尻餅をついた。
「うぉっ!何もねぇや…
ずいぶんまぁ、、派手にやってくれたものだなぁ」
その声はわたしのすぐ横から聞こえた。
わたしとルビーはラピスの両肩に乗せられていたのだった。
「ふわぁーッ!無傷だよッ!
ラピスってやっぱり伝説の勇者さまだったんだなぁ」
『もしかしたら無意識のうちに手加減したのかもしれません』
「この…あくまで負けを認めない負けん気の強さと来たら…」
「あ…」
ラピスは思い出した様な声を出し、わたし達を肩から下ろした。
「オレは…取り返しの付かない事をしてしまったんだな」
「ふむ」
ルビーはその様子を、少し離れた所にしゃがみ眺めはじめた。