トリックス☆スターズ
「さて、夜までまだありますがどうしましょう」
『あたしはおなかが空いたんにゃん』
「なんだお前ら、腹が減ってたのか?」
声の方向を見ると、さっきしっぽを掴んだ子供がいた。
『おや、さっきのワンパク坊主かんにゃん』
「ふん、しょうがねぇなぁー
母ちゃんにはオレから言ってやるから、ウチでメシ食わせてやってもいいぞ」
その子は10歳位の男の子で、布をマントの様にしていて拾った様な棒を手に持ってる「典型的な田舎の子供」という感じだ。
さっきの子供達の中ではリーダー核なのだろうな、ちょっとツンが入ってる辺りとか。
「ちょっと待ってろよ、今母ちゃんに聞いてくるからさ」
そう言うと、男の子はどっかへ走って行った。
『ほぇ、あの子は何なんだんにゃん?』
「わたし達にご馳走してくれる気でいるようですね」
『おぉーッ!田舎の子供にしては気がきくんだんにゃん』
少しするとさっきの子が走って戻ってきた。
「母ちゃんがいいってさ!付いて来いよ」
『およ?いいのかんにゃん?』
「あぁ、母ちゃんがいっぱいご馳走してくれるってさ
お前らホントにラッキーだったな」
「ありがとうございます」
へぇー、クリーダってこんな小さな子供にも礼儀正しいんだね。
あたし達はドラド村で、親切なワンパク坊主に出会った。
『あたしはおなかが空いたんにゃん』
「なんだお前ら、腹が減ってたのか?」
声の方向を見ると、さっきしっぽを掴んだ子供がいた。
『おや、さっきのワンパク坊主かんにゃん』
「ふん、しょうがねぇなぁー
母ちゃんにはオレから言ってやるから、ウチでメシ食わせてやってもいいぞ」
その子は10歳位の男の子で、布をマントの様にしていて拾った様な棒を手に持ってる「典型的な田舎の子供」という感じだ。
さっきの子供達の中ではリーダー核なのだろうな、ちょっとツンが入ってる辺りとか。
「ちょっと待ってろよ、今母ちゃんに聞いてくるからさ」
そう言うと、男の子はどっかへ走って行った。
『ほぇ、あの子は何なんだんにゃん?』
「わたし達にご馳走してくれる気でいるようですね」
『おぉーッ!田舎の子供にしては気がきくんだんにゃん』
少しするとさっきの子が走って戻ってきた。
「母ちゃんがいいってさ!付いて来いよ」
『およ?いいのかんにゃん?』
「あぁ、母ちゃんがいっぱいご馳走してくれるってさ
お前らホントにラッキーだったな」
「ありがとうございます」
へぇー、クリーダってこんな小さな子供にも礼儀正しいんだね。
あたし達はドラド村で、親切なワンパク坊主に出会った。