トリックス☆スターズ
「それじゃ…」
はてな?何故かクリーダも混ざってきたよ。クリーダって少年スキーだったのか?
あたしとクリーダはベニトを挟んで向き合った。何だろねー、この図って。
だけど、クリーダの目はベニトじゃなく真っ直ぐあたしを見つめてたんだ。
美しい顔で見つめられたら見つめ返したくなるからね、あたしもクリーダをずっと見つめてた。
クリーダが微笑めば、わたしも微笑み返すと言う。何か不思議な感じがするなー。
─ハッ…!?
<それにわたしはあなたと、あなたの小細工魔法士というクラスがとても気に入りました>
最初に出合った時、確か「あなたと」ってクリーダは言った。ってまさかね…。
でも、毛布の内側からすすすっとクリーダの手が伸びて来て、あたしの髪を撫でたんだ。なんにも言わずにずっとね。
不思議な事にあたしも全然嫌って思わなかった。ごく自然に感じられたよ。
何なんだろうこの状況…って不思議に思っていたら。
「欲しいものは手に入れたくなるものです」
一言だけクリーダが言ったんだ。
その欲しいものって、あたしの事なのかな?
ツリーハウスの薄暗いランプの下、あたしはそんな不思議な体験をしたんだ。
はてな?何故かクリーダも混ざってきたよ。クリーダって少年スキーだったのか?
あたしとクリーダはベニトを挟んで向き合った。何だろねー、この図って。
だけど、クリーダの目はベニトじゃなく真っ直ぐあたしを見つめてたんだ。
美しい顔で見つめられたら見つめ返したくなるからね、あたしもクリーダをずっと見つめてた。
クリーダが微笑めば、わたしも微笑み返すと言う。何か不思議な感じがするなー。
─ハッ…!?
<それにわたしはあなたと、あなたの小細工魔法士というクラスがとても気に入りました>
最初に出合った時、確か「あなたと」ってクリーダは言った。ってまさかね…。
でも、毛布の内側からすすすっとクリーダの手が伸びて来て、あたしの髪を撫でたんだ。なんにも言わずにずっとね。
不思議な事にあたしも全然嫌って思わなかった。ごく自然に感じられたよ。
何なんだろうこの状況…って不思議に思っていたら。
「欲しいものは手に入れたくなるものです」
一言だけクリーダが言ったんだ。
その欲しいものって、あたしの事なのかな?
ツリーハウスの薄暗いランプの下、あたしはそんな不思議な体験をしたんだ。