トリックス☆スターズ
14.少年の心に刻まれた思い出
ベニトに素敵な初恋の思い出を作ってやろうじゃないか!
さてー、どんなもんでしょー?思うのは簡単だけど何をしたらいいのやら。
アレコレ考えていると、ベニトが大あくびをしている。それを見てあたしもあくびが出てしまった。
『んむー?ベニトは夜ちゃんと眠れなかったのかんにゃん?』
「だってさー、鬼が煩い夜って寝られないんだよなぁ
だから今日は村のみんなもきっと寝坊だよ」
『そっかッ!でもこれからはよーく寝られる様になるんにゃん』
「え!?おまえら本当に鬼退治したのか!?」
『あったり前だんにゃん!
すッッごぉー…ぃ!おっきな鬼が30匹位いたんだぞー!それを全部やっつけたのだ!』
「ホントか!?おまえらってすっげぇなッ!!
でもさ?鬼をやっつけたのは氷女だろ?娘ネコはすぐにやられちゃったんだよな?今だってあんまり動けないし」
『あぅん…そうだったかも』
うぅ、、子供ってホントに容赦ないなぁ。だがそのピュアーさがいい所なのだよ。
『んじゃー、ベニトもここに横になるのだんにゃん!』
「えー・・やだよ」
こういうと大体反射的に言うんだよね。
でも、イヤだと言う割にちゃんと横になるかわいさだ、クリーダとあたしに挟まれて複雑そうな顔をしているよ。これが後数年もしたら意識しだしたりするんだろうねぇー。
『ベニトは好きな人はいるのかんにゃん?』
「そ、そんなのいないよ」
『そなんだ、ベニトはあたし達の事も嫌いだもんね』
って言ったら、ベニトは「えっ?」って感じの表情に変わった。
「嫌いじゃねーよ…」
逆に言ってみると本当の事を言うんだってさ。
さてー、どんなもんでしょー?思うのは簡単だけど何をしたらいいのやら。
アレコレ考えていると、ベニトが大あくびをしている。それを見てあたしもあくびが出てしまった。
『んむー?ベニトは夜ちゃんと眠れなかったのかんにゃん?』
「だってさー、鬼が煩い夜って寝られないんだよなぁ
だから今日は村のみんなもきっと寝坊だよ」
『そっかッ!でもこれからはよーく寝られる様になるんにゃん』
「え!?おまえら本当に鬼退治したのか!?」
『あったり前だんにゃん!
すッッごぉー…ぃ!おっきな鬼が30匹位いたんだぞー!それを全部やっつけたのだ!』
「ホントか!?おまえらってすっげぇなッ!!
でもさ?鬼をやっつけたのは氷女だろ?娘ネコはすぐにやられちゃったんだよな?今だってあんまり動けないし」
『あぅん…そうだったかも』
うぅ、、子供ってホントに容赦ないなぁ。だがそのピュアーさがいい所なのだよ。
『んじゃー、ベニトもここに横になるのだんにゃん!』
「えー・・やだよ」
こういうと大体反射的に言うんだよね。
でも、イヤだと言う割にちゃんと横になるかわいさだ、クリーダとあたしに挟まれて複雑そうな顔をしているよ。これが後数年もしたら意識しだしたりするんだろうねぇー。
『ベニトは好きな人はいるのかんにゃん?』
「そ、そんなのいないよ」
『そなんだ、ベニトはあたし達の事も嫌いだもんね』
って言ったら、ベニトは「えっ?」って感じの表情に変わった。
「嫌いじゃねーよ…」
逆に言ってみると本当の事を言うんだってさ。