@名もなき冒険者
禁魔法
── 禁魔法

召喚オークは召喚魔法を唱え始めた、オークの首飾りのクリスタルが共鳴して低くうなり光った、紫色の召喚独特であろうプラズマの様な光が周囲に発生しする。

共鳴音は段々と高音に、クリスタルの光も輝きを増していく。


ついに召喚魔法が発動し、床に光の魔法陣が現れ、巨大なジャガイモの様な丸まったモンスターが現れた。

このジャガイモが神獣タイタンらしい、初めて見たけど地味だなって思った。

同時に召喚士オークは地面に描かれた魔法陣を発動させた。


神獣『うぬ‥!?』


ジャガイモはいきなりの状況に意味がわからない様だ。


『よじ!やで!』

下っぱオークに合図をした。

下っぱオークは魔法を唱えだした。

黒魔法独特のゴォォと言う低い音が響く。


神獣『愚かな…』


下っぱオークのエアロ2が発動、神獣に命中しジャガイモは砂が飛ぶようにして砕け散った。

そして、魔法陣の上に光の玉が1つ浮いた。

実体をなくした神獣の魂だろうか?

召喚士オークは尚も魔法を唱え続けた。

それは下っぱオークに向けられた呪文だった。

『ぐぼ!?がらだが!』
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