HEARTY DAYS
生活指導の先生は、私の隣に視線を移す。


「ああ、彼がお母さんの言っていたメンタルコミットの……?」


それとなく名前を尋ねている先生に、私は間髪いれずに答えた。


「『ヨル』です。私のもう一人の先生なんです」


突然に『ヨル』と呼ばれた彼が、不思議そうにこちらを見ているのを、顔を見なくても視線によって感じた。
















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