HEARTY DAYS
私は自分の部屋に行くとベッドに仰向けに倒れて、
枕元におかれていたパンフレットを手に取った。


一際目立つ大文字で書かれた、
『あなたが信頼をおける、友達のように』
という文章。


そのパンフレットに目を通して、鼻で笑った。


結局、カウンセラーとか相談室の先生と、大して変わらないんじゃないか、そう思ったからだ。

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