Holy×Kiss~闇の皇子より愛を込めて~【吸血鬼伝説】
「気に入ってくれたなら、教えてあげる……もっと気持ちの良いことや……イケナイことも」

「…は……ぃ……」

 僕は、彼女の耳元にそっと息を吹きかけた。

 びくびくっと震える少女をしっかり抱いて、片手をゆっくり、胸の方へ這わす。

「……あ」

 僕の刺激に、篠田は、思わず喘いで下をむく。

 頬が耳まで真っ赤だ。

「……かわいい声……我慢しなくていいよ……」

 少女の、ふくらみは、まだ小さく堅い。

 それをゆっくりもみしだいてゆく。

 多分、初めての刺激に、少女は、戸惑いながらも、今度は、気持ち良さげに喘いだ。

「あ……は……っ……んっ」

 虚ろな瞳が、艶やかに変化する。

 細い手が、僕を求めて、首に絡むように抱きついた。

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