Poker-face
蝶々
一つだけ 信じ続けた
犯した過ち 気付けずに

右を見たら 左が消えて
上を見たら 足許消えた

夢の中ふわふわ浮かんで
夜に舞う蝶々迷い込んだ

時計のチクタク
今は想いを急かすだけ

風が吹いたら 抵抗せずに
太陽の近くまで


夢なんか嫌だよ 見たくも無いよ
夢の中では生きられないよ
涙が落ちるの 何で?


タンポポが 靴の下
涙堪えて 生きていた

水の音が 耳元で
息を潜めて 流れてた

貴方の声が 何処からか
優しく甘く 囁いてた


道の多さに戸惑って
どの道行くか迷いはせずに
夜に舞う蝶々の後ろ
ただただ付いて行く
どの道に行ったって
そこに貴方が居る事は
最初からわかっているから

もう迷わない
貴方からは離れない
もう間違わない
貴方の傍に居るから

まだ先は長いよ
まだ涙は御預け


時計のチクタク
夜舞う蝶々囚えてた
< 10 / 20 >

この作品をシェア

pagetop