Poker-face
虹色の瞳
見透かすように
ただ僕を見つめていた
汚い部分まで
見られてしまいそうで
だけど気恥ずかしくて
思わず目をそらしたけど
ホントは永遠を感じた

そっと僕の背中を押す
自然すぎて
涙が出るほど簡単に
受け入れて歩き出せた

温かい手で撫でてくれた
温かい手で肩に触れて
何にもない僕の心の隅が
満たされてくのを
意識が遠退く中で感じたよ

寂しさに負ける僕を
優しく叱って
誰とも似てない貴方

僕が生きる軌道を
さり気なく移動させたね
貴方の瞳は真っ直ぐだった
だから信じられるんだ

逃げてたよ
認めるよ
だから歩いても良い?
認めてくれる?
僕の道を見ていてよ

灰色は虹色に変わるんだね

言い聞かせるのは
もう止めた
僕は僕でしかなかった
僕は誰にもなれなかった
寂しいけど
無力な僕を助けてね

貴方は優しく微笑むだけ

貴方の声が在るから
僕はもう負けないよ
『大丈夫』が
沢山聞こえているの

青い空にはもう願わない
虹色空に誓うよ
僕は海には沈まない
最期に見るのは
太陽のキラキラなんだ

今日は沢山泣くから
嬉しくって泣くから
明日は沢山笑うね
嬉しいから笑うね

人混みに紛れても
貴方の唄を聞き間違えないわ
愛も哀も要らないや
今は心地好い眠りだけ
< 13 / 20 >

この作品をシェア

pagetop