冷たい月
進路は
専門学校に進む事にした
母とマックには
電話で伝えると賛成してくれた
沙麻亜はずっと
心配してくれてたみたいで
気遣いなんかいらないから
一緒にいようって
元に戻った私を
すごく喜んで受け入れてくれた
沙麻亜は
大学に進学する
大学から声がかかって
決まったそうだ
専門学校に進むって
沙麻亜に言ったら
『本当にもったいないよー』
って言われたけど…
学校見学も
一緒に行ってくれた
学校で
沙麻亜と2人でいる時間が
多くなった
沙麻亜に
周りに気を遣うのが嫌になった
と本心を打ち明けると
同じ事を内心
思ってたみたい