冷たい月




守ってやりたいと思った。






もう
自分の気持ちに歯止めをが効かなかった。










璃空になんとか追い付き



璃空の手を掴んだ。







璃空が振り向かない。









階段は暗くて
表情がわからないと思い

そのまま
璃空の手を引いて
屋上に戻った。







屋上に戻り
璃空の方を見ると
うつむいたまま…



けど
璃空の足元には数滴、涙が落ちた跡…
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