ぼくの宇宙
2人でしばらく宇宙を眺めた後、まくらなげをして遊んだ。
まくらをなげあってたら、そのうちの一つが破けて中身の羽毛が部屋じゅうに飛び散った
飛び散った羽は宇宙の中にも舞い落ちた
「うわ、やっべ。ママにしかられるよ。」
「かた付けようぜ、ジョン。」
手分けしてふわふわした羽毛を集めていく
ぼくは宇宙の中にも羽が入ったのに気がついて
急いで取る
ほとんど分からないくらいにかた付けた後、サムは門限があるから帰って行った
気がつくと、外では雨ではなく雪がふっていた
「雪なんて珍しいな。」
ふとぼくの宇宙をみると、地球の上に一枚だけ羽毛が乗っていた
さっき取り忘れたみたいだ