ふたまた彼氏
送った数分後
「はぁー・・・
あたし最低・・・。」
傷ついてるのに
そう思うんなら
彼女にしてよ
愚か過ぎて笑える。
涙あふれちゃうよ。
♪~♪~♪
「はい・・・。」
『ね、
本気で言ってる?』
聞き間違えるはずの無い
大好きな人の声。
「嘘じゃない・・・
一番じゃなくていい・・・
二番でもいいから
傍に居させて・・・・?」
精一杯の勇気。
一番じゃなくてもいいの。
二番でもよかった。
あなたの視界には入れるなら
それでもよかったんだ。
『いーよ。
美紅なら。
彼女とも微妙だし
美紅俺のこと
ほんとに思ってくれてる
みたいだし・・・
二番でいいなら
付きあおっか。』