黙れヘタレ

サラは激怒し
王を自らの手で
殺した。

それを偶然見てしまった
フランは複雑な目で
その場に立ちつくした。

サラは“自分の恋人の
実の父を殺した”という
罪でここには居られないと思い

泣きながら王国から姿を消した。

< 119 / 120 >

この作品をシェア

pagetop