黙れヘタレ
※危険ですので絶対に
まねしないでください。
「何すんだよ!!」
高橋が私を睨みつける。
まぁ、普通だったら
そういう反応するよな。
「イヤホン危ないよ?」
「は!?」
言ってから自分
優等生かよ、って恥じた。
その恥を隠すように
私はある行動に出た。
「ジャンケンポン」
私はあることを
知っている。
いきなりジャンケンを
挑まれると人は
8割方パーを出す。
速く「ジャンケンポン」
と言うとグーを出す
場合もあるが。
ゆっくりめに言ったので
思った通りにこいつも
パーを出し、私はチョキで勝った。