黙れヘタレ

お年寄りの顔が柔らむ。

「そうか。それは頼もしい。
カランザ王がいなくなれば
我らの村は平和になる。」

話が繋がった。
同時に矛盾点が生まれる。

年寄りはこれ以上
何も話さず私はその場から去った。

サラも…
恋愛はしてなかったんじゃ…。
私と同じかもしれない。


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