黙れヘタレ

高橋の顔が
ほんのり赤かったのは
気にしないでおこう。

「勝負しようよ」

私は冊子の
範囲のページを開いた。
四字熟語か…。
やってやろうじゃないか。

「勝ったほうの言う事
一つ聞くって事で。」


普遍的な日常。



そこにちょっと
スパイスを。



< 91 / 120 >

この作品をシェア

pagetop